フライフィッシャーなら誰もが知っている「アダムズ」というフライ。
最近よく巻いていて、実際、かなり奏功しているフライです。
さて、今年は単なるスタンダード領域を脱して、伝統的「アダムズ」に挑戦します。
伝統的「アダムズ」 : 昨年、アメリカン・フライフィッシング発祥地の
キャッツキルで初期の「アダムズ」を見学しました。これと現在私が巻いているものとの最も大きな違いは、ボディのマテリアルにあります。現在、アダムズ・グレイという色のフライライトなどが主流ですが、今年は「アダムズ」が発明された当初にタイムスリップする感覚で、ボディ・マテリアルに「マスクラット」のファーを用いることにします。
フォトは、先日、「タックルベリー」さんにて210円で仕入れたの大量の「マスクラット」のファーを一部毟り集めたもの。今年は、約一世紀さかのぼった感覚 (錯覚) で、こいつをボディーに巻いた「アダムズ」をキャストして、ヤマメに水面を割らせたいと思います。お楽しみに!