“ キャッツキル・フライフィッシング・センター&ミュージアム (CFFCM) ”
初日のイブと翌朝の朝食前の釣りで既に31~41cmのブラウンたちに遊んでもらえたことで、かなり気楽になっていました。(日本人釣師の癖でしょうか、キャッツキルに入った直後は釣欲丸出しだったようです。)
最初からしっかり釣れたことで気分が落ち着いた二日目の朝食は最高でした。
ソーセージ・リンクスにエッグ、ハッシュ・ブラウンに自家製パンケーキ・・・
最高に美味しい伝統的アメリカン・ブレックファストです。
朝食後は、日差しは強くても清々しい高原気候の中を快適にドライブ。
ロスコーを拠点に、キャッツキル地方の有名河川と田舎町を巡りました。
前回は、ロスコーの町と「ジャンクション・プール」を映像で紹介しました。
今回は、その隣町にある「フライフィッシング・センター&ミュージアム」です。
センターでは、ここのキャップを買いました。(FF仲間の分も。)
そして、店員さんから周辺のトラウト状況を教えてもらいました。
ミュージアムでは、名立たる元祖ドライフライなどを見学。
かなりの長時間、物思いに耽ってしまいました。
「物思いに耽るな」と言われても耽ってしまうほど興味深い展示ばかり。
一つひとつの展示に歴史を感じさせる申し分のないミュージアムでした。
(そもそも「ミュージアム」(museum)とは、「 “ミューズ(Muse)=人間の思索活動を司る女神” の座席」 という意味ですから、物思いに耽るための場所なわけです。)
さて、とくに注目したのが、ここ最近こだわって巻いてきた「スタンダード・フライ」。
「これが当時考案されたフライか!」 という元祖をたくさん見ることができました。
とりわけ最近お世話になっているクイル・ゴードンの原型を見た時は感動しました。
この展示フライは、発明者の
セオドア・ゴードンさん本人が巻いたものだそうです。
時空間を越えたアイデアの移動・伝播というものを実感した感動のモメントでした。
それでは、このミュージーアムを訪問した際のクリップ映像をご覧ください。
第6話につづく