大手広告代理店勤務の友人に言わせると、五輪は商機だそうです。マスコミ(新雑ラテ)やネットに普段以上に触れてもらえるチャンス。選手たちや報道陣たちが色々な話題を提供してくれるので、消費者がマスメディアやネットに触れてくれる頻度が増えるんだそうです。もちろん選手たちは高いレベルのランキング争いで必死なわけですが、その環境を利用している人たちもたくさんいるんだなあ、という感じです。「利用する」ことが良いか悪いかは、その判断基準によりますけどね。しかも、判断基準は1つではないでしょう。ただ、五輪情報に一喜一憂している私たちに何とか消費行動に出てもらおうと必死な人たちがいるってことは確かなようです。
一方、娯楽としてのランキングのような序列文化に興味のない私は、五輪をよそ目に、楽しくお仕事。本業と副業に精を出しつつ、解禁に備えてフライも巻き巻き。こっちのほうが楽しいので、五輪情報に疎いことが気になりません。・・・手こずっていたミッジが8割がた完成したので、今日から18番以上のCDCダンなどのタイイングに取り組み始めました。
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最近、ドイツ語を話す若い女性が私のデスクによくやってきて、駄弁っていきます。我が職場は業務低迷期にて、暇な若者が多く、この女性は先日、1週間の休暇をとって、ドイツを中心に欧州旅行をしてきたとのこと。少し遅れたバレンタイン・[義理] チョコレートをいただきました。昼食を取り損ねたので、これで飢えを凌いでしまいました。マズイな~ (チョコ自体はウィーンの名菓らしく、ウェハース系で美味しかったです。)
つづき(2/20)
この広告代理店の友人に言わせると、残念なことに、今回の五輪、今のところ、いつものように過熱気味のマスコミ報道とは裏腹に、実際にはそれほど盛況ではないようです。「まいったな~、いよいよ日本も先進国入りかな~」と言ってました。あるいは、香山リカさんの言う「ぷちナショナリスト」たちが減少したのかもしれません。このような分析について、香山さんのご意見を伺ってみたいところです。いずれにせよ、日本と同じくらいナショナリズムの強いアメリカでさえ、以前から五輪はNCAAの延長程度(=一部の人々しか熱狂しなかった祭典)だったことが思い出されます。
とはいえ私、フィギュア・スケートだけはしっかり観ました。ランキング最上位に入ってくる選手たちの競技・演技は素晴らしく、(フィギュア・スケートに詳しい)家内の解説を聞いていると、何倍も楽しく観戦することができます。日本を応援するナショナルな気持ちは沸いてこないのですが、日本の選手も素晴らしかったです。(ちなみに、私の好みは8位になった小塚選手です。)そして、高橋選手が銅メダルを取ってくれました。私たちのために?サポートしてくれた人たちに?いやいや、そうではないようですよ。かれの受賞直後のコメントを聞く限り(笑)。
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旧友(後輩)から3年振りのメールがきました。かれは、私と違って大金持ち(になった男)。日本でベンチャーが規制緩和になった際、あのホリ●モンやラク天の三木●社長らが参加した初会合のメンバー。なので、かれらを良く知っているのだそうです。この友人は、その後、2社を上場させ、それぞれ軌道に乗せてから個人投資家に転身。不景気の現在も最小限のミスで上手く投資活動をやっているそうです。 (何でも、85歳まで何もしなくて暮らしていけるとか・・・羨まし過ぎです。) そのかれと今度、一杯呑ることになりました。 (もちろん割り勘です。私にも “先輩のプライド” というものがあります・爆) いずれにせよ、どんな話が聞けるか楽しみです。同時に、折角の機会なので、かれをウチの若者 (「内向きの若者」とも言う) にも紹介して、世界の表や裏のことを色々学ばせようかな、などと企んでおります。